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山行記録

丹沢 水無川 モミソ沢懸垂岩RCT アイゼントレーニング 2010/11/27

メンバー: P(CL)、N、M、K、Q
天候: 晴れ
タイム:
<11/27>
渋沢駅(09:18) →大倉(09:35-09:46)→モミソ岩(10:55-16:40)→大倉(18:01-18:08)→渋沢駅(18:28)

今回の目的はモミソ沢でのアイゼントレーニングである。アイゼンを使用しての岩登りとは、あまりピンとこないかもしれない。しかし冬山を縦走していると、むき出しの岩場などでアイゼンを着用し登らないといけない場合がある。そういった場合の対応方法が今回の山行目的である。

当日の集合場所は渋沢駅北口のバス停前。渋沢駅から大倉へのバスということで、かなり混んでいることを予想していたが、意外にも混み具合はたいしたことがなく、メンバー全員イスに座ることができた。多分集合時間が山登りには遅めの9時だったことが比較的空いていた理由かもしれない。
大倉バス停に到着し、身支度を終え吊橋へと歩きだす。吊橋を渡り道路を歩いていると、いつしか林道に変わった。約1時間弱林道を歩いて、沢に下りたところがモミソ沢懸垂岩である。既に2、3パーティがクライミングの練習中だった。
自分たちは岩場の一番右側から登り、トップロープのセットをPが行う。また中段でもトップロープのセットを行う。
ここでNが肩がらみ懸垂下降の方法を紹介してくれた。エイトカン、ATC、そしてハーネスがない場合でも、ザイルを体に巻きつけてその摩擦で下降していく方法である。クライミングの途中で、うっかり下降器を落としてしまったというピンチの場合などで使えるかもしれない。その後何度か懸垂下降の練習を行い、また登山靴でクライミングの練習を行う。その後登山靴にアイゼンをつけ、岩場を登る練習を行う。やはりクライミングシューズとは大きく異なり、登山靴にアイゼンをつけていることで、足先の感覚がよくわからずヒヤヒヤしながらの練習であった。
しかし本当の雪山では、登山靴にアイゼンをつけることは当然ながら、それにオーバー手袋(ミトン)をして登らなければいけない。雪、氷、そして気温から体を守ることは必要であるが、岩の状態がなかなかわかりづらく通常の岩登りよりもかなり難しいと感じた。
その後Pがトップのセカンドをビレーする方法を教えてくれた。中段にセットしたトップロープの場所をめざし、セカンドがその場所に登ってくる。そしてその間トップはセカンドをビレーしつつザイルをまとめていく。セカンド役としてQが登っていくが、通常よりザイルのたるみがすごく、また誰もQが登ってくるのを見ていないではないか。ここでもヒヤヒヤしながら登っていった。
後でこの点をPに質問すると、常にトップはセカンドを目で確認できるわけでもなく、また岩場の影に隠れてしまうこともあるとのこと。ということで、事前にある程度のサインは決めておくことが必要とのことである。
ここまでで時間はもう17時近いということで、急いで撤収し林道を下山し、18:08発のバスで大倉から出発し、18:28渋沢駅に到着。その後、MとKは用事があるということで先に帰宅。P、N、Qは登戸の居酒屋で、反省会を行う。
今回の山行は教育的な要素が強い山行だったと思う(トレーニングだから当然ではあるが)。またクライミングシューズと素手で登るクライミングと異なり、登山靴とアイゼンで登る難しさも勉強になった。トップのセカンドビレーや下降器無しの下降方法なども興味深かった。また今回の山行とは関係ないが、秩父の矢岳などといったマイナーな山域の話はかなり面白かった。機会があれば、矢岳を沢から登ってみたい。(Q)
先着パーティが左半部を使用していた
そろそろ懸垂下降にQも慣れてきたか?
岩好きK
アイゼンでの懸垂下降中のP
Mはアイゼンとミトンでチャレンジ。難しそう・・・
アイゼンで登攀中のM
なんだかんだで結局は登ってしまうQ
ビレイヤーK
あちらでアイゼントレ。こちらでRCT。
懸垂下降準備中のQ。この後、ザイルの末端を川に投げ入れます。
Pのセカンドビレイ講座。
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