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山行記録

北アルプス 白馬岳 雪上技術訓練 2010/11/20-21

メンバー: P(CL)、S、M、A、B
天候: 晴れ
タイム:
<11/19>
東京(22:00)→ヤナバスキー場前駅(27:30)
<11/20>
ヤナバスキー場前駅(08:00)→猿倉(09:30)→白馬尻(12:00)→杓子尾根にて訓練(13:30-16:00)→白馬尻(17:00)
<11/21>
白馬尻(08:00)→杓子尾根にて訓練(09:00-12:00)→白馬尻(13:00)→猿倉(14:30)→東京(22:30)

冬山シーズン始めということで雪上訓練のための日程だったが、予定していた場所は雪が不足していたため、急遽行き先を変更して白馬岳で行うことになった。
前日夜に東京を出発、ヤナバスキー場前駅で仮眠。朝、猿倉まで車で入り、平坦な谷道を約2時間歩いて白馬尻(標高約1500m)に到着して幕場とする。
白馬尻から大雪渓に向かって左手の杓子尾根を約300~400m上がったところの斜面にて訓練を行った。

メニューは以下の通り。
1日目
○雪上歩行、アイゼン&ピッケルワーク
キックステップ、トラバースの際の足の置き方、アイゼン装着時の歩行、ピッケルの使い方。
アイゼンの爪を引っ掛けないようにすること。
斜面の傾斜によってピッケルの持ち方を使い分けること。
○初期停止
転んだ際すぐに(加速する前に)とにかく停める。
転んだらすぐに体勢を構わずピックを雪面に突き刺す。
○滑落停止
急な斜面で滑落したときに停める。
わざと勢いをつけて数メートル滑り、体を返してピッケルを雪面に差し、体重をかけて停止する。
○コンテ
幕場への帰路はハーネスを装着して、コンテで歩いた。
前後との間隔を保つことと、ザイルを踏まないことに注意。

2日目
○ビレイ
後続のビレイを行う。
確保の方法は、腰がらみ、肩がらみ、スタンディングアックス、エイト管の4種類を行う。
○シリセード
最後に幕場まで戻るときには、足を伸ばして座ったまま滑り降りた。
ピッケルを体の前で斜めにして石突きを雪面と接触させ、制動をかける。
障害物のない斜面を降りるときの方法で、歩いて降りるより格段に早くて楽である。

今回は雪山での一番基本的ないくつかの技術を学んだ。また、手足の指先が冷えて痛む感覚からも、これからシーズンが始まる事を実感した。 今後の山行のために活かしたい。(A)
雪のない猿倉で出発準備
雪をもとめて樹林帯をすすむ
白馬尻近くになって雪が出てきた
白馬尻から振り返る
主稜をのぞむ
タニのアイゼン
訓練場所をもとめ彷徨う
基本的な雪上歩行やピッケルワークの練習から
初期停止訓練
滑落停止訓練
とにかく転んだらすぐに停まることが肝心
滑落が楽しくなってきてしまった
アイゼン歩行訓練
日が陰って肌寒くなってきた
アルペングリューエンの白馬岳と天幕
二日目の出発前
大雪渓下部
訓練場所近くで一本
雪のつまったルンゼをツボ足登行
少々バテ気味?
ルンゼのどん詰まりには露岩
腰がらみビレイ
滑落役
スタンディングアックスビレイ
滑る気満々の滑落役
半マストでのビレイも
下から見た訓練風景
滑落の訓練?
肩がらみでの懸垂下降のセットを練習
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